Gangsta`s Paradiseのラッパー、クーリオ、59歳で死去

Gangsta`s ParadiseやFantastic Voyageなどのヒット曲で1990年代のヒップホップを代表するラッパーのクーリオが、本日59歳で死去したとマネージャーが発表した。

長年のマネージャーであるジャレス・ポージーがAP通信に語ったところによると、クーリオ(本名:Artis Leon Ivey Jr.)はロサンゼルスの友人宅で死去したという。

「クーリオは友人宅のトイレに行ったが、しばらくしても戻ってこなかったので・・・友人は彼を呼び続け、中に入るとクーリオが床に横たわっていた」とジャレスは今日TMZに語っている。

TMZによると、友人はその後、救急隊に連絡し、その場でクーリオの死亡を宣告したという。

ジャレスによると、クーリオは「心停止を起こした」そうだが、正式な死因は発表されていない。

クーリオは、ミシェル・ファイファー主演の映画、「デンジャラス・マインド」のサウンドトラックに収録され、スティービー・ワンダーの1976年の曲「Pastime Paradise」をサンプリングした1995年のヒット曲「Gangsta`s Paradise」でグラミー賞の最優勝ソロ・ラップ・パフォーマンス

を受賞。

1980年代後半からのキャリアで、他に5つのグラミー賞にノミネートされた。

ペンシルバニア州ピッツバーグの南に位置するモネッセンで生まれたクーリオは、カリフォルニア州コンプトンに移り住み、コミュニティ・カレッジに通った。

ボランティア消防士や空港警備員として働いた後、ヒップホップ・シーンに専念するようになる。

1994年、トミーボーイ・レコードからデビューアルバム「It Takes a Thief」をリリースし、キャリアをスタートさせる。このアルバムのオープニング曲、「Fantastic Voyage」はビルボードホット100で3位を獲得する。

その1年後、「Gangsta`s Paradise」は以下の暗い冒頭の歌詞でNo.1シングルとなった。

 

「死の影の谷を歩いていると、自分の人生を見て、もう何も残っていないことに気付く。長い間、笑っていたから、ママでさえ俺の心はなくなってしまったと思っている。」

 

参考文献: https://www.1news.co.nz/2022/09/29/rapper-coolio-dies-aged-59-report/

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